某の考え事や悩み事を描き散らしたノートを公開します。
字が達筆なのはご愛嬌という事で。
今回のお題は「キモくて金のないおっさんのまとめにモヤっとした件」でござる。
お昼に、こちらのまとめを読んで以来、気分が良くないので、思ったことを書いてデトックス。
思ったことを書く前に
某がモヤっとした理由に、フェミニズムうんぬんが多分に含まれていますが、どうも、まとめのニュアンスに少々問題があった模様。
しかし、主張した方の他のつぶやきを見てみると、どうもフェミニズムと比べてどうのこうのとか、
非モテのおっさんにも女をあてがえとかという意図は無く、
「おっさんも他の弱者と平等に救われるべきだ」という、
「おっさんも他の弱者と平等に救われるべきだ」という、
至極もっともな意見を述べたいだけっぽいことを、先に書いておきます。
カチンときたので攻撃態勢に
このまとめを読んでまず思ったのは、女性差別のある社会で、同年齢で五体満足の男性と女性を比べたら、
女性の方がより弱者であると判断されるのは当たり前だろうということ。
ようするにカチンときたわけですね。
カチンときたので、主張の一つ一つに「言ってることおかしいよね」とツッコミを入れながらムカムカしていました。
「女は体売れていい」に対して、
いやいや、「キモくて金のないおっさん」の対比になる「キモくて金のないおばさん」は体売るのも厳しいし、
男買う男もいるけど、あなた方は売れたとしても売らないんじゃないの？とか、
男性は女性よりもはるかに低いリスクでホームレスできますよね？とかね。
構造的には敵対関係にはないのでは？
そんなツッコミを入れるうちに、某は、なんで自分がこんなものに
いちいちツッコミを入れているのか疑問が沸いてきました。
いちいちツッコミを入れているのか疑問が沸いてきました。
そもそも、「キモくて金のないおっさん」を救いたいことと、女性差別をなくしたいことは、
どちらも弱者を救おうという主張なので、対立構造にないはずなのです。
にもかかわらず、某もムカッときて「コイツは敵だ」と思いましたし、
寄せられてるコメントもフェミニズムうんぬんみたいなものが多いのです。
最初にも書きましたが、本来言いたかったことは「おっさんも他の弱者と平等に救われるべき」のはずなのに
話がまったく別の方向、単なる罵り合いにいってしまっています。
わざわざ敵対するのは労力の無駄
恐らく、話をわかりやすくするために、フェミニズムを比較に出したのでしょうが、
比較が対立を生んで、敵対関係が発生して、対象を救うことでなく、敵を倒す方に労力を割くことになるのは
完全に本末転倒な気がするでござります。
「あいつらは手厚く保護されてるのに！」とか、「俺らの方が大変なんだ」とか言ったところで、
「じゃあ君たちも」と言ってくれる人は少なく、「ふざけんな」と反撃してくる人の方が多い。
口は災いというヤツです。
原点に立ち返り、本質的な活動をする方がコスパが良い
この主張の本来の目的は、誰かを攻撃することではないはずです。
それなら「こうしたい」とだけ伝えて協力者を募るとか、
無駄に敵を作らない方が有意義な活動ができるのではないでしょうか。
それなら「こうしたい」とだけ伝えて協力者を募るとか、
無駄に敵を作らない方が有意義な活動ができるのではないでしょうか。
目的が、フェミニズムでも、障害者保護でも、おっさん救済でも、動物愛護でも一緒。
それでも攻撃してくる人はいるでしょうけど、たぶん自分から敵を作るより疲れないと思います。
主張した方の、他のつぶやきの中に、
「フェミニズムの人は、足を引っ張る味方というイメージだからイライラする」という内容のものがありました。
某は、フェミニズムの人も、まったく同じことを思っているだろうな、と思いながら、そっとタブを閉じました。
「この人たちを救いたい」という、シンプルな主張に立ち返った方が、パフォーマンスが良いと思うと共に、
その難しさにモヤモヤした気持ちをさらに募らせるのでござる。
にゅんにゅん。
追記 2015年5月31日
思いつきがあったので追記します。
弱者男性の問題を、モテないコンプレックスとするならの話ですが、
弱者男性は、一妻多夫制を押していってはどうでしょう？
一夫一婦制では、人口比でどうやっても男が余るけど、
一妻多夫制に移行すれば行き渡る確率は高くなると思います。
女性の方も一人に厳選しなくていいですし、
夫同士が牽制し合ってDVのような被害も少なくなるのではないでしょうか？
一妻多夫制は、なんとなくですが、男女同権との親和性も高い気がします。
某はレズビアンなので、あくまで外野の意見ですが、ご参考まで。
