某の考え事や悩み事を描き散らしたノートを公開します。
字が達筆なのはご愛嬌という事で。
今回のお題は「声のデカい人フィルターが普及したら世界はどうなるのか」でござる。
先日こちら
の記事で、
ネットは、極端な考えを持つ人が自分たち以外を敵と見なして攻撃するので、
常識的な人や、中立の人は、相手をするのがメンドクサイので、沈黙してしまう、
というような話が出ていました。
確かに、某自身も、メンドクサイ輩に絡まれるのがメンドくさいので、
政治的な話題や、思想的な話題に対する発言を控えておりますし、
常識人かどうかはさておき、意見を述べる事を避ける人は確実にいるのでしょう。
しかし、ネットがいつまでもそのような無法地帯でいるかというと、
決してそんなことはないと、某は思うのです。
Googleの検索の傾向や、Facebookのいいねの傾向で、
そのユーザーがどのような人物なのかを、高い確率で推測できると言いますし、
最近は、Twitterがクオリティの低いツイートを非表示にする実験をしているというニュース
や、
Twitterが誹謗中傷への対策に前向きであるというCEOの発言
があったりしています。
ということは、近い将来、TwitterやFacebook等のプラットフォームは、
悪意のある人間を特定し、排除するフィルターが導入するはずです。
すると、少なくともフィルターが入っているプラットフォームでは、
今の「声のデカいヤツが勝つ」状態から、
「声がデカいほど無視される」状態へ変化していくでしょう。
事前に、その人物が声のデカいヤツだとわかってしまえば、
問題発言をする前から弾き出されてしまう事もあるかもしれません。
マンガや映画で散々見ている、犯罪予知系の話に似ていますね。
某の思いつくところですと、エネミー・オブ・アメリカ
やPSYCHO-PASS
のような作品でしょうか。
映画の世界では、国のような大きな組織が、カメラやら何やらの監視装置を導入し、
上から押し付けるような形で、監視・排除の体制を作っていきますが、
現実では、Twitterのようなプラットフォームに、ユーザーが自ら進んで情報を提供して、
ユーザーのニーズに応える形で、監視・排除が実現されそうなところがなんとも面白いでござる。
我々は既に、我々が想像したより先の未来を生きている感じがしますね。
某、これからがますます楽しみでござるよ。
にゅんにゅん。