ネットニュースキュレーション

35

嫁を逃さぬ為に話のネタを日々収集する某、嗚呼蛙。
収集している情報の中で特に気になったモノを、要約・感想付きで紹介するでござるよ。

『暴力の人類史』 人類史上もっとも平和な時代

「暴力の人類史」という本の紹介記事です。
著者は進化心理学者のスティーブン・ピンカーさんという方。
人類はとても野蛮で暴力的な面を持ちますが、長い時間をかけて暴力を減少させており、
現代は、人類史上もっとも平和な時代になっているという説を、
大量の統計データを用いて検証している本です。
過去の人類がいかに野蛮だったかという、残虐行為の実例や、
人類が暴力性を後退させる要因となった、歴史的な出来事、
著者の専門である心理学的な分析などから多角的に検証しているようです。
大変な長編であるようですが、様々な知識と、新しい視点が得られそうな本みたいですね。
某も読んでみたいと思うでござる。サイコパスは脳の構造的に罰を理解できないことが判明(英・カナダ研究)

サイコパスの犯罪者と、普通の犯罪者を集めて比較実験を行ったところ、
サイコパスの脳は罰を認識しない事が判明したのだとか。
実験は、脳をスキャンしながら、
報酬と罰に応じて行動を変化させる能力があるかを測る、
絵合わせゲームをしてもらうという内容で、
サイコパスの犯罪者は、ゲームで罰の手がかりが示されても、
行動を変化させる事ができなかったのだとか。
究極のポジティブということでしょうか?
某ちょっとうらやましいでござる。

日本の格差についてのお話 – 山形浩生 の「経済のトリセツ」

近頃何かと話題のピケティの『21世紀の資本』

それに対するピケティ本翻訳の山形さんの指摘です。
確か、ピケティ氏の主張は、「このままいくと超金持ちと超貧乏人の二極化が進むから、
還元する仕組みを作らないとダメ」的なお話だったと思いますが、それ関連のお話。
グラフを見ると、日本は、上位1%に富が集中していたりせず、
むしろ、格差が減っているように見える。
だからピケティの説は嘘だ、とする主張があるのだそうです。
しかし、上位10%で計算したグラフだと、格差は増えているのだとか。
グラフは騙されやすいですから気を付けないといけないですね。
某も良く騙されるでござるよ!

スポンサーリンク
スポンサーリンク