ということで、今日は『亜人』のレビューを書いていこうと思うでござるよ。
映画もやっていることですしね。
亜人の内容
舞台は現代日本。
亜人という「死なない人間」が存在するという設定のマンガでござります。
亜人は世界中で数十体しか確認されておらず、謎に包まれた生物。
日本では亜人は、見つかると一生研究対象にされる存在です。
また、亜人を捕らえると賞金がもらえるという話があるため、日本で亜人とバレると一生追われる身となります。
そんな世界で、主人公の少年は、トラックに跳ねられて死亡した際に復活し、亜人として追われることになってしまう…
というお話でござる。
亜人の魅力
ハッキリ言って主人公の物語はどうでもよいでござります。
それよりなにより、悪役として登場する佐藤という亜人の暴れっぷりが魅力。
死なないだけでここまでできるのかという、派手で痛快な戦闘や、作戦を展開し、人間をバタバタ殺しまくるのでござります。
これが実に痛快!
性格的にも、悪役なりの正義があるとか、心底血を見るのが好きだとかの悪役ではない点も好感度が高いでござります。
作中、佐藤について、彼の仲間の一人が
「マリオやる時、ピーチ姫を助けるんだ!みたいなテンションでやらないでしょ、佐藤さんはそういう人だと思う」
というようなセリフをいうのですが、まさにそんな感じ。
ゲームしてるみたいな感じで楽し気に殺しまくるので、見ている方にFPSでガシガシ殺しまくってるみたいな爽快感を与えてくれます。
国にケンカを売ったり、テロを仕掛けたりと物語のスケールを大きくしてくれる点も大変楽しくお気に入りでござりますのですよ。
人を打つゲームとか好きな人はめっちゃ楽しく読めるマンガだと思うので、未読の方は是非読んでいただきたいでござる。
興味を惹かれた方は見てみてくだされでござるよ!
にゅんにゅん。